どの方がお見えになっても、心地よい空間を・・・と思いつつも、
どうしてもわたし優先のテイストになってしまうのは仕方のないことだと思うのです。
だって、わたしの空間ですもの。
ということで、誰に遠慮する必要もないと腹をくくり、、、
少し空間のテイストをリニューアルいたしました。
これからこの空間がどのように育まれていくか、
わたしにも皆目見当はつきませんけれど、
そうなっていく、、、ことを
願っているわたしです。
「お香」は天平の時代から日本にあった美しい香りの文化です。
もともとは神社、仏閣での作法につきものだった「お香」
それは、古く仏教伝来とともに日本にもたらされたものですが、蘇我入鹿の政策で仏教が国教とされてから天皇の儀礼にもこの「お香」が頻用されるようになりました。
その後、廃仏毀釈などの歴史的経過を経て、お香は表舞台から姿を消していきます。
最大の需要があった宮中の儀礼から姿を消たその後、明治時代にはお寺の儀礼とセットにされて、ある種のイメージが固定してきています。
もともとは、貴族たちの名前の代わりやたしなみにさえもなっていたこの「お香」ですが、
少し暗いイメージがまとわりついている残念さをなんとか払拭したい!
もともとは「祓い」の力があるとされるこうした「香り」「お香」などをもう一度わたし達の暮らしの中でもお楽しみいただきたい。
そんな想いから、
お香のはじめの一歩、
そして、
より自分らしさを取り戻すための幾つかの体験やセッションをご提供することにいたしました。
普段の暮らしからちょっとだけ「け」(非日常)の空間と時間で、伝統的な「香道」をカジュアルに体験していただけます。
ご希望の方はご連絡をください!
お問い合わせは以下からどうぞ・・・。
旅人であるKさんからのご依頼で、ワークショップの開催を。
新しい事業を今後展開するときに使う「標識」(看板)を作りたいとのことでしたので、その制作のお手伝いをしました。
何度も様子を見ながら揮毫されて、半日かけて完成!
一文字一文字を丁寧に、
そしてご納得の末に仕上げられていました。
「文字」はその方そのものと言えます。
旅の中で出会ってくださったこの空間で、思わずの体験と相成りましたがとても喜んでくださいました。
こうして不意に出会うことが、新しい展開を読んでくれるなんて、・・・なんとも不思議としか言いようのないことです。
(素材は「琉球松」そして墨書とカラー文字はアクリル絵の具を使用しています。)
とにかく宮古島の夏は暑い。
今年の夏はさらにそれに輪をかけた暑さです。
だから毎日の着るものって、
汗が気になるし、
手入れの簡単なもののほうがいいということで、、、
行き着いたのが、
この「島衣(SHIMA-KOROMO」です。
もともとは「日本手ぬぐい」ですが、
それを、
手触りと風通しの良い「晒し」
しかも泉州織物という伝統産業とのハイブリッド。
さらりとして、風も通る夏にはもってこいの「島衣(SHIMA-KOROMO)」を、
ぜひお手に取ってみてくださいね!
お問い合わせは、、、こちらから!
「うむい」というのは、沖縄の言葉で「想い」のことです。
お香の香りは、
まさにこの「うむい」と発声された「音」を彷彿とさせるようなアイテムのように思うのです。
飛鳥時代に淡路島に流れ着いたという「香木」を、村人が聖徳太子に献上し「沈香である」とされたことが「お香」というものの始まりとされているようですが、
それにしても乾燥した木から、
このような芳しい香りが醸し出されるなんて、なんとも奇跡のようなことですよね。
そうした素材をアレンジして作り出すのが「お香」ですが、
もちろん漢方薬としても活用されていますし、薬膳としても活用の幅が広く、
それに加えて、
その時その時の「想い」や、
まさに「想い出」こそがその時の香りとして練りこまれた感じがしてとても素敵です。
ちなみにわたしは「沈香」の香りが好きなんですよ〜。
わたしがよすがとして読むのは・・・
ルドルフ・シュタイナーという方の妙なる詩を集めた「魂のこよみ」。
このこよみは、一年がかりの長編。
それによれば、
人は宇宙とリンクしていて、
マキシマムが人、
ミニマムが宇宙で、、、と。(普通はこうは言わないし、その逆のイメージだけれど)
そんな語りが
美しい言霊としてこの時空に響き、
魂の進化を促すキーストーンとなっています。
一年を通して読むと、『魂の進化』なるもののプロセスをイメージできます。
29日までのこよみの言葉は以下のとおりです。
******************
万象の美しい輝きが
魂の奥底に生きる神々の力を
宇宙の果てまで解き放つ。
私はおのれ自身から離れ去る。
そして信頼を込めて再び私を
宇宙の光と熱の中に求める。
*****************
宮古島は何となくの梅雨模様で湿気もかなり高め。
でも、おそらく来週には梅雨明けするのでは?という気配です。
さて、この家の裏庭にたくさんの月桃が自生しています。
いつも、Scye(サイ)の空間に行けてここを守っていただいている守護植物なんです。
ひょんなことから、月桃葉をお送りすることになり、加えてこの月桃葉を使ってオリジナルのエッセンシャルウオーターを置いてみようかと只今鋭意企画中です。
うまくいけば、月桃エッセンシャルウオーターをScyeでも扱うことができるか、、、と期待も大です。
それで、今日は朝一で月桃葉を200枚採集しました。
まだ、お花も付いているのがあってそれも一緒にお送りすることに、、、。
楽しみが増えました!
戦後間も無く建てられたというこの赤ガーラヤー(赤瓦の家)の母屋の道側にあるのが、
「福を呼ぶ文字処Scye」の空間です。
実は、ここは大家さんのおばあちゃんが古くからお店をされていた場所です。
その先人の思いをもう一度、、、という想いから、この古かった建物を自力で(主に夫がですが、、、汗)リノベしました。
もちろんわたしも一部作業をしていますよ!!
半年がかりでリノベにリノベを重ね、やっと形が出来てきたのが、今年令和3年の2月でした。
手持ちの美術品や書の作品を空間にどう配置しようか、、、などなど自分の空間をクリエイトする楽しみがこの作業にはとっても多くありました。
まさに、自分だけのクリエイティブ空間です。(まさに、「有無」が目指すArt in YOU空間です)
ここは木造の建物ですから、居心地のことを考えてできるだけ柔かな空間にしたいと思っていたので、先日、読谷村の友人の窯に遊びに行った際に、彼女のコレクションでもある「手漉き和紙」を大量に手に入れることにしました。
手漉き和紙作家の松明政二(かがりせいじ)氏のかなり大型の作品群を見て、かつての人々の紙を生み出す作業の大変さを実感したり、
色をどのように出すのかのご苦労を感じたりしてきました。
その松明さんが「芭蕉の繊維」を漉いた和紙を、リノベしている空間の壁面に設えたのでした。
写真では分かりづらいのですが、芭蕉布のあの繊細な感じとは全く異なる力強さを感じさせてくれています。
ここの空間は自然のありように近い形で、モノと接することができるように、、、、
そしてこの和紙を貼った壁面が空間の邪魔にならないようにと、馴染む色合いのものを貼ってみたのですが、
いかがでしょうか。
もちろん、
このダイナミックな素材に、文字を書く楽しみも生まれてきますよね!
さぁ、これをご覧になる皆さまのお顔がどんな風に綻ぶのかを見たいと思っているわたしです!
あなたのお越しを、
ココロからお待ちしております。
今日は日の出の時刻に合わせて、
すっごく早起きをして、玉城城跡に行ってきました。
「夏至」だったからです。
この遺跡は沖縄で一番古い伝説のある場所で、琉球開闢の神と言われるアマミキヨの築城とされています。
この夏至の日には、玉城城跡の「ゴホウラ型」の城門に、太陽が昇りながらすっぽりとその姿が入るのです。
今日は残念ながら曇りで、残念ながら見ることはできませんでしたが、
それでも、ほんのほんの一瞬、
本当にちょこっとだけ薄明かりがありました。
ここは沖縄の最古の遺跡ですが、そんな古い時代にこうした意味深なカタチの門を作り、
そして、その門に太陽が昇るような仕掛けにしているなどと、、、
沖縄の始祖が、天体とどのように関わってきたのかを知ることができる、素晴らしい遺跡ですよね。
大自然とわたし達の「生きる」が、同じようなリズムで営まれてきていることがわかります。
このところにわかに世相も、政治も
何もかもきな臭いというか、
危うい感じになってきています。
ただ、そうであることを認識しつつも、
あくまでも「足元」を見続けることが重要です。
情報の溢れる今だからこそ、
溢れる情報は、意味がなくなっているのと同じ。
先を見通しても、見通せないことも事実だし、
何より、情報をある程度に限定的にして、
自分の足元からしっかりと社会を見るということが大切なのではないでしょうか?
その意味でも、
自分の立っている場所、
より立つ「位置」を
はっきりとさせていくことに注力する必要があると思っています。
明日は、わたし自身の「位置」を確認知るために、
ある難病の検査をしに行きます!
さあ、
わたしの根源へのアクセスやいかに!!
マレビトというのは民俗学で言われる、いわゆる外からの来訪者のことです。
ここScyeは、そうしたマレビトたちがよく訪れる空間です。
そう、
突然にご来訪、、、と相なることが多くて、、、
今日も、本当に久しぶりに来てくださったTさん。
いつも素敵な佇まいで惚れ惚れとする方なんです。
そして、忙しい合間を縫って出かけてきてくださるのですが、
お話を持ってきてくださる存在です。
これからのこと、生きるってこと、何をその先に見ているか、、、などなど、、、
だからいつも、時の経つのを忘れてしまうほどお話にノリノリです。
若い世代とこうして交流できて、
共通の話題でお話できること、
そんなことが「hibiki」あって、今日も1日を感謝のうちにcloseすることができるのです。
ありがとう!!
外側に向けた窓辺にある「マイクロ・ギャラリー」を、<ArtWorkGalleryうつほ>としてルーム内にも設置。
最新のお勧めしたいアイテムを展示してあります。
気になるアイテムを発見したら・・・是非、お問い合わせを!!
中央の文字は=龍鳳文字=で「光」。左は塩小路篆刻・篆書道38代家元塩小路光孚先生揮毫の「華」。右端は「東寺」の秘宝仏(神)です。(このご神仏は未だに秘仏として公開はされていないのです。かなり前に国立博物館で開催された「大神社展」で公開された貴重な秘仏です。(実は、わたしの自己イメージとして大事にさせていただいております)
エナジーカリグラフィー、TENSYOなどの文字については、ご依頼のあった際に鑑定後に揮毫してお納めさせていただいております。(二週間程度いただければお届けできます)
和紙、作家モノ和紙、宮古島の木々、やんばるの木々などの素材に、ご希望の文字や「じぶん開花」のエナジーカリグラフィーを揮毫いたします。
「やちむん」はすべて読谷村の禮子窯のものをお取り扱いしています。
工芸家である知花礼子さんは、わたしの古くからの友人です。
世界各地を旅して手に入れた美意識を「やちむん」として表現している禮子窯の作品は、ダイナミックさが秀逸です。
是非手にとってご覧下さい!
机上右中央には、手製本工房「まるみず組」の「アマビエ」さまがご鎮座。
「散華」は、もともとは蓮の花弁などを撒くことを指していましたが、後にお花のかわりに、花弁をかたどった紙で作られるようになったアイテムです。
そもそも、、、
「福を呼ぶ文字処Scye」は「じぶん開花」を1つのテーマとして掲げており、連絡先も「3984(さくわよ)」としています。
そこで、可愛らしいお守りアイテムとして、「お守り散華」を製作しました。
表には天女や花弁、雅楽楽器などいろいろな絵が描かれています(印刷)が、裏面には「いろは」そして「ひふみ」を直筆で揮毫してあります。
お出かけの時にバッグに忍ばせたり、お財布に入れておくなど、あなた自身をお守りするためにご活用いただけます。
お問い合わせはこちらから!
Scyeの空間には、
Mind Lamp なるものがご鎮座しています。
このMind Lampは、人の内面にその時
蠢いている感情を色で表してくれる優れもの。
ちょっとした確認をしたい時、
「どうかなぁ?」って内面で尋ねると、
彼(Mind Lamp)は
はいっ!ってサポートをしてくれます。
Yellow 「Yes」
Cyan 「No」
Blue 「Not sure」
Green 「Act like it is」
Magenta「Probably not worth it」
Purple 「Ask another time」
Orange 「Ask someone you trust」
Red 「Exercise caution」
それぞれの色で示してくれるんですよ〜!
ちなみに通常はこの「white」です。
迷ったりした時、
ちょこっと、この Mind Lamp に尋ねてみたりする
わたしなんです!
MindLamp君に
会いに来てみてくださいね〜!!
お隣の84歳のおばあちゃんは、現役のインテリアショップ店主。
正確に言えば、90歳のおじいちゃんと一緒に経営しているのだけれど、
おじいちゃんはいよいよ耳も遠くなったし、
こんな時代だからスペースを貸そうかと思っているというのだ。
そこで、お店にある手持ち家具の一群を一人で片付けるのにすごく大変だし、貸すには家具が多すぎるし、コマッタコマッタとしきりにつぶやく。
一時は売れ行きの良い(!)高級インテリアショップだったようだけれど、さすがに左近のROHASスタイルには勝てず(?)重厚なイタリア家具やらプリティーなカントリー風家具、それに籐家具などはお蔵入りとなるようだ。
おばあちゃんは何を思ったか、
「ここの雰囲気にあると思うし、、、」と、立派なironのローソク立て、いえ、いえ、キャンドルスタンドを持ってきてくださった。
この空間を見た友達は言うのだ、
「なんか、怪しの儀式ができそうね」と。
ならば、一層の事そうでもしてみようか、、、なーーんて思っちゃったりして。
魔女になりたいわたし。(実はもう魔女かもね)
今朝は早くから手ごねのパンを焼いている。
発酵を待つ間に、「うむ(創造)」ってことを考えてみた。
こねている間は、
まるで
自分がこの世の何かを産み出しているような気分になってきている感じ。
この世にあるすべてのものは創られてきたものの、一体、その大元はどこから来たのだろうって、、、
それを考えてみている。
パンの話に戻るけれど、
発酵がすすんだら、手で成形して焼きあげるわけで、
それはまさに、
創造(うむ)だ。
ところで、、、
今の科学ではこの、物がどうやって生まれてきたかをうまく説明できないらしい。
確かに、人間が何かを生み出すことの困難さは、おそらく誰もが感じていると思うし、部品を寄せ集めたところで、人間が作れるなどということは誰も誰も体験などしてきてなどいない。
一体「創造」するってこと、
「うむ」ってこと、
どんなことになっているのだろう、、、
さ、発酵が済んでいるみたいなので、またこの続きはまた・・・。
新型コロナという突然の自体が
わたし達の
日常にやってきてから、
世界が今までとは全く異なった風景になっている。
一体なぜこんな
ことになっているのか、
メディアはいろいろな説を持ち出して語ってはいるが、
わたしたち(少なくともわたし)は、
なぜ、
今、
こんな事態になっているのかを知りたいわけで、どういう事態なのかを知りたいわけじゃぁなく、、、、、、、。
時代が変わるという言い方よりも、
世界の事態が変わると言った方が良いのではないかとさえ思う。
トリニティ
なんのことを言っているのかと訝しく思われるとは思うのだけれど、
どうやら、
この世の観方、そのものを
変えていく必要もありそうな気配だ。
「物質」、「霊魂」そして「イデア」
いよいよ、
ギリ哲(ギリシャ哲学)の復活か??
なんだか楽しみだわぁ。
鳥の声
虫の涼やかな声
車の音
風にかすれるマンゴーの葉音
時々落ちてくる木々の葉のかそけき音
その全てが
今日1日の・・・
hibiki