二宮尊徳翁 ー「最適化」につながるお話 ー

薪を背負い、歩きながら本を読んでいるこの銅像でよく知られる、二宮尊徳翁(幼名:金次郎)さんをあなたはご存知でしょうか?

江戸時代に生きた、あの二宮尊徳翁が残された、たくさんの言葉の中に、次のような事が伝えられています

幼少期は「金次郎」と言われていた尊徳翁

『まず心田を耕せ』

『そもそも我が道は、人々の心の荒蕪を開くのを本意とする。一人の心の荒蕪が開けたならば、土地の荒蕪は何万町歩あろうとも恐れるものはないからだ。そなたの村は、そなたの兄ひとりの心の開拓ができただけで、一村がすみやかに一新したではないか』   (『尊徳夜話』)

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二宮尊徳翁

貧困に喘いでいた江戸時代に自ら実際に現地へ赴き、600有余の村を財政難から救ったという二宮尊徳翁は、

技術的なことを具体的に指導しつつも、まずは心を整えることから始めたいと言い、

毎夜のごとく村人たちに逸話を用いて、村の立て直しへの教育(意識改革)をしていたようです(「水車の話」なども有名です)

また『心田を耕せ』とは、

『田を耕すのも一辺倒に鍬を振ればよいわけではなく、

必ず土の状態をよく観てそこから学び適切に耕していくもの

その耕すこと自体に意味があるのだ』

と言われています

まさに、「最適化」とは、そうした心の姿勢から始まる、つまり、まずは自分自身の足元から・・・というのと重なるようなお話ですね