私が探し続けてきたもの
私は長年、人が生きることに向き合う現場に立ち続けてきました。
福祉の現場では、障害を持つお子さんを養育されているお母さんへのメンタルヘルスケアとケースワーク、そして不登校の問題に携わりました。
その後、労働分野へ移行してからは、キャリア教育、キャリア支援、発達障害者の就労支援、一財)女性労働協会認定講師、ハローワークでの就労支援講座講師、公的機関受託事業コーディネーター等、
およそ38年に渡り、人の「生きる」という生々しい現場に携わってきています。
その中で私は、人の苦しみの深さと向き合い続けることとなりました。
原点となった問い
今でも忘れられない言葉があります。
福祉事務所のご相談の現場で出会ったあるお母さんが、ある日こんなことを口にされました。
「私は今まで正直に、そして真面目に生きてきましたし、人並みの幸せを求めて結婚もして、子どもも授かりました。
でも、私の元にやってきたのはこの子どもでした。どうして他のお母さんの子どもにではなく、こんなに重度の障がい児が私に与えられたのでしょうか?
私は前世でよほど悪いことでもしたのでしょうか?教えてください、水野さん」

正直言って、私はその場でそれに答えることができませんでした。
確かに医学は「それはDNAレベルで小脳に障害が生じておりまして、、、」と、医学的に正しい情報を伝えてはくれたでしょう。《→HOW》
でも、お母さんが知りたかったのはそんなことではなく《→WHY》という問いだった筈です。
「他の家の子どもではなく、なぜうちの子なの?」という根源的な「問い」です。
「運命とは何か」「宿命とは何か」
「人はなぜ、こんなにも理不尽な苦しみを抱えるのか」
そこへの「問い」は、今に至るまで私の胸の中に生き続けています。
いつか、このお母さんに心の中で報告できる日がきたら、「私はここまで一生懸命にあなたの問いを抱え続け、考えてきましたよ・・・」と報告したいと思い続けながら、ずっと探求を続けてきています。
探求の中で出会ったもの
人はなぜ同じことで苦しみ、なぜそこから自由になれないのか。
その問いを抱えながら歩く中で、易・心理学・シュタイナーの思想と医学、そして科学・哲学・宇宙論など、多くの出会いがもたらされました。
それぞれ異なる分野でしたが、
私には共通して
「人は本来もっと自由な存在である」
というメッセージが込められているように感じられました。

また、特に私自身が標準治療も定まっていない希少がんを経験する中で出会った、哲学者・ルドルフ・シュタイナーの思想と彼の提唱したアントロポゾフィー医学による『ヤドリギ療法』*は、
「生命は孤立した存在ではなく、互いに支え合いながら生きている」という新しい視点を与えてくれました。
植物や樹木をひとつの生命のネットワークとして捉えるその視点は、後に私が「母樹」というテーマに惹かれていく大きなきっかけとなったのでした。
*「ヤドリギ療法」→アントロポゾフィー医療(シュタイナー提唱のホリスティック医学・医療): 西洋医学をベースにしながら、植物(ヤドリギなど)を用いた自然療法を取り入れ、人間の体と心、魂をトータルで癒やすアプローチです。

本来の自分へ還る旅
こうした探求と経験の積み重ねの中から、
EKI Resonance は生まれました。
目の前の出来事そのものよりも、それに対する反応や解釈が苦しみを生み出していることに気づいたのです。
そうしたことから解放され、
「本来の自分とのつながりを取り戻す旅」を提案し、共に歩みたいと思い続けています。
本来の自分とのつながりを取り戻す旅を、ここから始めてみませんか。
