世界(生きること)
のカタチ
ところで、 あなたはこういうカタチをご覧になったことはありませんか?これは 「円心」と呼ばれているものです。
実は、京都市伏見区中書島にある長建寺(宇賀神・弁財天が御本尊)というお寺のお守りは、なんと!この女性器なんですよね〜。
このお守りのカタチは、沖縄海域で採取される「宝貝」がモチーフとされていますが、貝も女性器の象徴としてよく用いられています。
それに、、、
かつては中国で、この「宝貝」が貨幣として存在していたんだそうですよ!
ここ宮古島の離島池間島の北端周辺は、中国との取引易で取引されるこの「宝貝」の蓄積場の北限だったとも言われていて、
そこから、青磁、白磁をはじめとする物品がもたらされていた事が判るとのことです。
いずれにせよ、このカタチは非常に重要なことです。
タロットカードのアルカナにも、、、
上の図の様に表されているカードがあります。
このカードは「世界」を表しています。
実現、 喜びに満たされた魂、 完璧な世界 を示しているそうです。
またキリスト教においてこのカタチは、『魚の浮き袋』と言われ、キリストが昇天するときに乗っているもののシンボルとなっています。
実はわたし達自身のカタチにももれなく関係があって、 例えば下の写真は自然界の中で見れることができるヴェシカパイシスの形です。
外見からは想像もつかないでしょうけれど、わたし達人間も、幾何学的な形な道筋を通った末の成果です。
その象徴たるものが受精卵です。
何億という精子の中から、先頭に辿り着いた、たった一つが卵の中へ入っていきます。
そこで精子の尾が外れ、その頭の部分が卵核とちょうど同じ大きさの球体になると…やがて その二つが融合して、ごらんのようにヴェシカパイシスを形成しました。
そしてその先に、
ついに「にんげん」を産み出す細胞分裂へとやがて移っていくのだそうです。
「名前」という
「カタチ」
=ヴェシカパイシス
同様に、 こんな風な見方もあります。 これは、 人がどのように構成されているかを示しているものですが、
「身体」と「精神」の二つの大きな円が描かれていて、その重なりに「魂」が示されています。
これ全体は、「いのち」を示しているものと言えます。
わたしはそれに模して、
一人一人に考えられた「名前」こそが、
その一応言われた存在としての「カタチ」=「ヴェシカシスパイ」=「わたし」という存在ではないのかと考えています。
名前を示すときに使われる「文字」、そして その相手を呼ぶときの「音」(声として出される)それが重なり合ったカタチこそが、
わたし達の真実の姿としての「名前」です。
名前は霊性を
示している
「名前」(産み出されたもの) それは、
あなた自身(いのち)=霊性を示しています。
この、 スタートポイントである本来の姿を取り戻し、これからその「創造の源」と結ばれ、じぶん自身が発露となってこの世界に関わること(じぶん自身が創造主となること)。
この「霊性を取り戻す」というのが肝心なのです。 なぜならば、わたし達はもともと霊性そのものなのですが、
そのことが隠されてしまっているからなんです!
わたし達は、多くの場合それを見逃しているようなのです。
だって、わたし達の多くは幼少期に刷り込まれた自己概念に縛られていますし、
どうも、身体こそがじぶん自身だと思っていますから。
そうした何重もの刷り込みをクリア(Awake=目覚め)して、
真実の「じぶん」の姿を取り戻すことが「霊的進化」への始まりになります。
そう、あの「千と千尋」のあの二人のように、
本当の名前を発見すること(=真実のじぶん=「霊我」=「じぶん開花」)を目指すこと、
それが、
あなたのこれからの大切な仕事(取り組むこと)であり、
そのための一つの手がかりが「名前」だということなのです。