「意識」という
大海原へ漕ぎ出そう!
わたしは「意識が変われば見える世界が変わる」と先にお伝えしました。
しかし、「意識」という大海原へ漕ぎ出すと、そこはあまりにも広大すぎることに気づきます。
そもそも意識とはいったい何を示しているのでしょうか?
なぜわたしがこのように「意識」にこだわっているのかを、少しお話ししておきたいと思います。
わたしが20代のころのお話です。、
カトリック司祭でありながらその活動の中心を教会ではなく、街の中の一軒家(青桐庵と称していた)に置いて、とてもユニークで先駆的な活動をしていたある司祭のもとに集っていた学生グループに参加していました。
そのグループでは、その時代にしては珍しく、哲学をはじめとして、社会情勢にまでさまざまに渡る、いわゆる学際的な学問分野を横断的に学ぶ学生グループでした。
その時使用していたテキストは、、、
カトリック司祭であり、同時に北京原人の発見に参加した古生物学者、地質学者、カトリック思想家であったテイヤール・ド・シャルダンの著書『現象としての人間』(みすず書房刊)でした。
著作の中で彼は『人間の進化の先には、知性(精神)の進化が果たされる』としていました。
進化論は生物の進化の道筋の一学説を解き、その頂点に「人類」を据えましたが、彼の思想はそこにとどまらず、その先に「精神の進化」を見据えていたのです。
その到達点を「オメガ点(Ω点)」としたのでした。
『人間は、意志と知性を持つことより、ビオスフェアを越えて、生物進化の新しいステージへと上昇した。それが「ヌースフェア(叡智圏、Noosphère)」であり、未だ人間は、叡智存在として未熟な段階にあるが、
宇宙の進化の流れは、叡智世界の確立へと向かっており、人間は、叡智の究極点である「オメガ点(Ω点、Point Oméga )」へと進化の道を進みつつある。』(『現象としての人間』みすず書房)
精神の進化、そして叡智存在とは、、、
なんてステキなヴィジョンではないでしょうか?!
わたしはそこに「永遠なるいのち」を感じたのでした。
それは、意識のその進化の先に待っているオメガ点へとわたし達を誘うものです。
わたしはそこに、果てしもなく憧れを抱いたのでした。
Far-out Beyond
Far-out Beyond 遥か彼方を超えてゆけ!
実に壮大な航海ですよね。
ただ、いきなり丸腰で航海へというわけにもいきません。そのための準備としていくつものプロセス、準備が必要です。
このHPのトップページでもご案内しましたが、先人達、そしてユングさんもおっしゃっているように、
何れにしても、
『まず自分の足元を調べよ!』です。
「己の足元」つまりじぶん自身です。
そして、そのじぶん自身にすぐ思い当たるのは、
そう、「名前」です。
その「名前」を手がかりにして、深く深く自分の内側に掘り下げ、
自分自身の「源泉」(創造性、本質、霊性、精神性)と再び「ムスビ」直すことを考えるのです。
その結果、
それがじぶん自身の本質を生きる(霊性を取り戻す=目覚め)ことの羅針盤となって、
果てしない航海を乗り越えていくそのプロセスを実行していきます。
それが「生きる」ということに他なりません。生きることは『自己実現』を果たしていくことです。
自己実現とは、じぶん自身の真実(=ユング的に言えばセルフ=本質=霊性=霊我)に辿り着くことを意味しているとわたしは捉えています。
そのチャレンジの結果として、
じぶんの成長(「じぶん開花」=意識・精神の進化)がもたらされます。
それにはまず、
その「本質」そのものを知らないことには始まりません。
現実(物質主義)に目を奪われすぎて、自分の本質から離れてしまっていた「千と千尋の神隠し」の千尋のお父さんやお母さんの姿を思い出してください。
そして千やハクのように、じぶんの「本当の名前」を失った状態に気づき、
そこから脱出して「本質=源泉」との関係をむすび直して、
真実のじぶん自身(霊性)をしっかりと認識することが求められているのです。
このような目覚め(AWAKE)=意識の転換は、
あなたの目の前の現実を再び良い方向(進化する方向)へ産み直す原動力となります。
前にもお伝えした通り、いずれにせよこの世界は、「声」(前出のトート神)によって産み出された結果という大原則があるのですから、(残念ながら今のわたし達は、それを受け取るだけの受動的な世界を今生きているのです)
その本質を示す世界に人生を賭けて辿り着きましょう。
そして、じぶん自身がクリエイターとなってじぶんの「生きる」を創造していく存在(能動的な世界)へと進化していきましょう。
かけているメガネ(影響)
の曇りをクリアに!
ただ、そこに辿り着くのにはいくつかの課題が考えられます。
生まれてからこれまでの間、近代教育を受けてきているわたし達は、モノの見方を教えられ、また、親や周りから刷り込まれてきた自己イメージなどが、じぶん自身の周りにベッタリとマトワリつくことで、本質を見失い不自由になっています。
でも、
そうした、本質を見失わせているいくつかのフィルター(植え付けられたフレーム、影響力、しばる力)を
ひとつひとつクリアーしていくことで、成長をすることは可能です。
生きにくさ、
人間関係の不器用さ、
親からの心理的支配、
行動の傾向、
自信のなさ、、、などなど、
それら無意識に他者に影響を受けて、これまで知らないうちに身につけていた癖や傾向を、ひとつひとつクリア(意識化すること、自由度を上げること、曇りを拭うこと)していくことが、
あなた自身が「じぶん開花」するステップとなっていきますよ。
それをナビゲートするのが、「名前」を羅針盤とする
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またその効果については、個人的感想であり、それを保証するものではありません。