夏至

今日は日の出の時刻に合わせて、

すっごく早起きをして、玉城城跡に行ってきました。

「夏至」だったからです。

この遺跡は沖縄で一番古い伝説のある場所で、琉球開闢の神と言われるアマミキヨの築城とされています。

この夏至の日には、玉城城跡の「ゴホウラ型」の城門に、太陽が昇りながらすっぽりとその姿が入るのです。

今日は残念ながら曇りで、残念ながら見ることはできませんでしたが、

この写真は数年前に見た「夏至」の日のゴホウラ型の城門です

それでも、ほんのほんの一瞬、

本当にちょこっとだけ薄明かりがありました。

ここは沖縄の最古の遺跡ですが、そんな古い時代にこうした意味深なカタチの門を作り、

そして、その門に太陽が昇るような仕掛けにしているなどと、、、

沖縄の始祖が、天体とどのように関わってきたのかを知ることができる、素晴らしい遺跡ですよね。

大自然とわたし達の「生きる」が、同じようなリズムで営まれてきていることがわかります。

投稿者:

MIZUNO SHIZUE

幼少から文字を書くことが好きでした。京都在住時に、菅原道眞公38代裔の家元からの手ほどきで「篆書」の世界に導かれました。その後、オリジナルな呼称「TENSYO」で揮毫し始め、ご神名、企業名など、ご依頼に応じて揮毫するに至っています。 また、「いろは・ひふみ合氣呼吸書法」との出会いから「いろは」と「ひふみ」を書くようになり、移住先の宮古島にお稽古場も開設いたしました。 人材育成の分野でも、「TENSYO」や文字、そしてお名前と文字の関係性をもとにコンサルティングをご活用いただいております。 名前の文字やカタチが持つ、想像以上の力をお伝えしたいと思っています。